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2014年 03月 17日
営業センス その2
近所に、某国産車のディーラーが開店した。
とりあえず開店記念で、行くだけでくじ引きが出来るというので出かけてきた。
1等ルンバ、ダメならま、3等のノンフライヤーでもいいや、ってな具合で もらう気満々で(笑)。

オットが溺愛する20年モノのオープン2シーター(ただし軽のチョロQ)はそこのメーカーの希少車で、
10年近く前に中古で入手して以来、相当な手間暇とお金をかけて整備したという。
社畜ゆえお金の使い道も、他の趣味にかける時間もまともに無かった分、オットのこのチョロQ車への偏愛ぶりは半端ではなく、
今でもそりゃあ大事に大事に維持している。

そんなご自慢のチョロQの埃をきれいに拭いて、いざ出かけた某ディーラー。
玄関先に駐車したチョロQは、居並ぶ新車にも引けをとらないピカピカぶりで、
出迎えてくれたエリアマネージャーみたいなおじさん(店長さんよりうんと年配で、店長さんより職階が高い感じ)も
そんな状態の良いチョロQには大喜びで、お世辞大連発、店長さんを呼び、整備の担当者も呼び、下にも置かぬ歓待ぶりだった。

おじさんみたいな古くからの車屋さんは、自社の希少車が大事にきれいに使われてるのを目の当たりにして、嬉しかったんだと思う。
でも同時に、「自社の車を偏愛する物好きなマニアが、実は車両購入の決定権を握ってる奥さんを同伴してやってきた=カモネギ」 
という構図に見えたんだとも、はげしく思う(笑)。

とにかく空いてるブースに通され、店長さん自らコーヒーなんてお運びいただき、
でも実はルンバもらいに来ただけ なんてことは口が裂けても言えず、ちょっと気になってる車種のカタログを見せてもらいながら
紹介された営業担当者に合わせて我々はポツポツお話をしたんだけど。


担当です と来た彼が
セールスとしては もう最悪の人材で(笑)。

一目、いや半目見れば、オットのチョロQが相当なお金をかけて大事にされてるってのは分かるはず。
そんなバカ、いや マニアのオットに対して、さしてお世辞を言う訳でもなく、なんと言ったかこの担当者。

いやあ 驚いた。


「下取りは1円です」



バカじゃねぇの?


そりゃディーラーでの買い取りは年式ありきだから値がつかないのは分かるけど、
マニアに対して言っていいことと悪いことがある って わかるよね(笑)???

「いやー 売らないですよー あははぁー♪」
と、キレ気味に笑うオット。

(さすが社畜だけあって、空気を壊さず最大限に拒絶する仕方を心得てるとは思うけど、まぁもっとマジ切れしてもいいかもなぁ)


そしていきなり 「承諾書を記入してください」 とか謎のお願いをされたり
(要はダイレクトメールを送っても良いという内容を許諾する個人情報関連の書類) 、
まったく大して話の幅も広がらず、切り口もなく、興味を引かせる展開もなく、いきなり

「いつご購入ですか?」


だってさ。




ディーラーを出て、オットは呆れ果ててた。
私は車屋さんのお作法って知らないけど、実はこれ、初めて来た客に対して一番言っちゃイケないセリフらしい。
まずは気楽に車を紹介して、リラックスさせて興味を持たせて。。。と、クロージングまでにはそれなりの手順があるんだとか。
このメーカーは販売価格帯が安いから、あまり時間をかけてもペイできず、勢い、短期決戦を仕掛けがちになるのかもしれないが。
でも本気で購入を検討している客か、冷やかし客かを見極めるような営業センスもゼロらしい。

拙宅は本気と冷やかしどっちなんだろ?と、ふと疑問に思ったけど、うちは相手の出方しだいでそのあたりが変わる「逆営業センス」を持ち合わせている。
ま、今回はルンバもらいに来ただけだし、でも万一って場合であってもこのお店で車を購入するのは無いかもねー。
少なくともあのぱっとしないお兄ちゃんとは付き合いたくないねー。みたいな感じで決定。

そして最後、いつもそれとなく押してくるトヨタの担当のお兄ちゃんが切れ者だという結論で終了した。
生来持ち合わせてる人にとっては、なんてことないんだろうけど、難しいね 営業センスって。


あ、くじ引きは末等のティッシュ1箱だった。



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車の出来は悪くないんだけどねー

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by shioyebis | 2014-03-17 01:06 | のらりくらり日和 | Comments(0)