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2006年 03月 18日
たまにはオサレして、髪を切って・・・どこへ行こう
いい加減散髪しないとどうにもならない。
とは言え美容院の予約を土曜の朝11時という、私としてはありえない時間にしたのは
ただの思い付きじゃない。
そう、家を出るついでにあそこへ行ってみようと思ったから。

12時前に散髪が終わり、とことこと来た路線を戻り、乗り換えて うちの最寄り駅すら過ぎ、山手線を半周近くして到着。


ここは一体




どこでしょう





ヒント  駅前広場には連邦のスカウトがうようよしています





ヒント  こんなことがふつーに行われる場所のようです 慰問でしょうか
      梅が芽吹き始めたとは言え この寒空の下半袖セーラー服とはご苦労様です
      でも「時東あみ」・・・知りません





ヒント  良く見ると、どうにも不自然なメガネをかけています 




ヒント  もうおわかりだと思いますが





UDXではなく、駅前の新しいビルの稲田屋さんというチェーン和食でてんぷら御前など頂き、腹ごなしにちょっと歩いてみた。

えー まずは中央通りを目的地と反対側、御徒町方面へぷらりぷらり。

駅前だけじゃなく、連邦・公国があちこちで熱いスカウト合戦を繰り広げてます。中立地帯なのでしょう きっと。



人ごみに揉まれつつ、興味深げに立ち並ぶ店舗を眺めていたら いつのまにか連邦のスカウトに捕まっており

このようなリクルートチラシを受け取り、恐らくは配属先を決める(と思われる)スピードくじを引かされてしまった。
幸い、といおうか結果は「外れ」 つまり入隊は白紙となった。
まあ適正そっちのけ、こんなキャッチさながらの人選方法じゃお互い不安だもんね。
ご縁が無かったということで。


で、再びぷらーりぷらーりしていたら街の外れに、ふりふりパステルカラーの少女が立っていた。
つい おばさん根性 興味本位で「何やってんの?」と声をかけてみたらこのようなモノを手渡される。


ふうーん ここ1年で勃興してきた脱力系の新興勢力のスカウトか。
でもちょっと実態を見てみたかったし食後のコーヒーもまだだったしで「私一人でも入れるのか」と質問してみたら

・・・・・なんとまあ限りなく二次元的なふにゃふにゃトークが返される。
頭の中で翻訳すると「問題なし」ってことらしい。
絶対的に相手を受け入れるトークの妙技に感心しながらも、折角だしもう少し歩いて新興勢力の実態を覗いてみることに決定した。


狭い階段を降り、「店内撮影禁止」と書かれたドアをカランカランと開けると妙に殺風景な店内。
なんだか学園祭の模擬店っぽい様子だが、一つ違うのは給仕係がどうも、その、例の姿で。
んでこちらを振り返る二人の給仕係。

言うな その後の展開なら知ってるよ 「お帰りなさいませ ご主人様」って続くんでしょ?
一瞬やっぱりここに来たことは間違いだったと確信した。
私はオンナノコがこういうことをするのは好きじゃない。
オンナノコにはもっと強く、自尊心を持ってうんと強くあってほしいんだよ。

と思っていたら予想外の台詞が・・・・・・。



「お帰りなさいませ  お嬢様ぁ 









いいかも それ・・・・・・。


あっけなく陥落   orz






しかし残念ながら店内禁煙だというので後ろ髪引かれつつ 再びドアを開けた。
「行ってらっしゃいませ お嬢様ぁ」の掛け声に見送られて。


気を取り直して再び中央通りへ。本来の目的地へ向かうことにする。
そう、スカウトの様子を眺めたり店舗を冷やかしたりが目的ではないのだよ。
そんなことのためにはワザワザ来ないってば。



【本日のメインイベント: 交通博物館 見学】



その謎の車両はテロリストを乗せ、地下線路を疾走する。しかし姿を捉えることは出来ない。
なぜならそこは実在しないはずの路線だからだ。
「場所は・・・そんなっ・・・万世橋ですっ!!」(一同驚愕)
そう、現用していないだけで、決して実在しないのではない。



という扱いを受けることが多い(だろう)旧・万世橋駅。
中央線総武線の高架脇にへばりつくような旧駅が まるまる博物館。
随分前に、浦和へ移転すると聞いた記憶があるが、そろそろ大詰めになってきたので一度見ておこうかと思いついたのだった。

恐らくここ最近メディアが多く取り上げてるか何かの影響だろうか
決して狭くはない館内は親子2世代・3世代連れに高価そうなカメラをぶら下げた人でかなりぎゅうぎゅうだった。

子供向けのシュミレーションがいくつかあったり



行き先表示板の切り替えボタンがあってパタパタやったり



信号機の切り替えが出来たり



退役した御料列車があったり


のんびりしっかり解説も読んだら相当面白いだろうとは思いつつ、ざーっと歩いて廻る。

やっぱアレだな。
これだけでも十分面白いんだろうが正直あんまり燃えない。
きちんと予約を取って出直すべきだろう。特別公開の旧万世橋駅の見学に母も誘って。


てっきり鉄道オンリーかと思いきや、上のフロアには古代の葦船から戦艦、タンカーまでを網羅した船舶や航空機、陸上輸送手段の色々も展示されていた。
天井から飛行機が釣られているのは、階下からでは気づかない。


国鉄バスの第1号車 1969年愛知県岡崎市と岐阜県多治見市を結んだ。
窓にはタックの大きなカーテンが掛けられレトロな雰囲気。


道路標識も沢山。占領軍時代のものは まんまアメリカな標識だった。


休憩所1 バスの座席編



休憩所2 旅客機編  もちろん列車のシートだってあるぞ。



なんの冗談だろうと思ったら秀吉時代のガレー船。



多分マニアには堪らない ずらりジェットエンジンの部屋



ヘリコプターだって輪切りだ!



車輪は古代シュメール人発明。自転車だってバカにするべからず。立派な交通車両だし。




階段を登っていて気になるもの発見

なんだか網走の監獄定食みたいな楽しい予感がしないでもないが
残念、満席だった。



建物はやっぱり古めかしく、学校みたいな感じ。




最後に長いす・長テーブルの並ぶ学食みたいな休憩所でベンディングコーヒーすすって ざざーっと約1時間。
すぐお隣の肉の万世から名物カツサンドボックスの出張販売が来ており
家族連れがあちこちで かぐわしい香りをさせつつ休んでいた。
というかよ。
乳飲み子の乗っかったベビーカーが多いんだが。
乳飲み子が列車見て喜ぶとは思えないから、これはお父さんの趣味なんだろうな。

入り口付近の物販でちょこっとお買い物して博物館を出る。

うん、やっぱ旧万世橋駅ツアー、絶対行こう。





ふと見やるとこれまた随分古めかしい建物が懸命に建っている。




そう、ここいらは古いものも さりげなく静かに存在している場所。

なんでもかんでもぶっ潰して更地にしてどれも似たような匂いの 無機質な商業ビルにすればいいってもんじゃないんだよな。
アジだよ、アジ。アジがない街なんて所詮使い捨てのテーブルクロスと同じ。
汚れたら 見栄えが悪くなったら捨てて又新しいものを敷いて・・・。
新しくなった途端、古いクロスがどんな柄だったかなんて誰も覚えちゃいない。
都市論なんて分からないけど、人が歩いて人が暮らす場所だからこそ、そこに寄せられる人の思いや
記憶ってのが重要なはずだと思うんだが。


この後、大通りから1本入った、パーツ屋さんやバルク屋さんが立ち並ぶあたりをぷらぷらしてみたり
ちょっと気になった模型屋さんのフロアをぐるぐる数周してみたりでいくつかのお買い物タイム。

歩きっぱなしで疲労を覚えて駅へ向かう途中 すれ違う不可思議なメイド集団
わざわざ「萌え」と染め抜かれたTシャツの背中
ふりふりミニスカートのネコ数匹
緑とかピンクの髪の毛の若い女の子・・・。
そして突然アンプから何やら聞き覚えのある歌。
どこだ?と探すとUDXの長いエスカレーターの下(・・・文字通りエスカレーターのラインの「下」)でギターの男の子とマイクを握る女の子。
ああ、 そうだね そろそろ帰らないと18時のオンエアが始まっちゃうね と思い出すものの
妙な感覚を覚える。なんつーかね、その方面への特化の仕方があざとすぎるというか・・・。

好きなものは好きで別にいいと思うんだけどさぁ。
でもそもそもああいったものには、大人になり切れない青少年の抱える「恥の意識」ってのがあったと思うんだ、以前は。
どこか内向きで後ろ暗い二次元脳内世界っての?
それがこうもあっけらかんと・・・。
この街の許容力に守られてるのか、いや単に煽られて増長させられてるのか。
確かに道行く彼らは表現こそ外に向けてるけど、でも実際のところは二次元脳内完結ではないかと。
個人個人の持つ空想世界がてんでバラバラに詰め込まれたテーマパークって感じがしないでもない。
かといって単純に妙な生態が見れて面白いとも思うんだが。  なんだか釈然としない。

とりあえず今日の私の出で立ちは黒いボックスプリーツのミニスカートに同系色のアンゴラの半そでセーター、
金の小花がついたサンローランのバックストラップサンダルに黒いウェストシェイプの春物ジャケット。
塗り物こそしてないけど口元ははっきりした深い赤でさくさくと歩く。
この街に溢れる二次元女性とそれをまねる三次元女性のどれにも当てはまる特徴は無い。


・・・といいつつお買い物の中身はアレ丸出しだったりするんだよな・・・それはまた別のオハナシ

by shioyebis | 2006-03-18 23:10 | のらりくらり日和 | Trackback(1)
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